「PSのスタントンは本物です」 乗りに乗るヤンキースの大砲がまたも一発、ベーブ・ルースに並ぶ通算15号! チームは15年ぶりWS進出王手
◇18日(日本時間19日)MLBリーグ優勝決定シリーズ第4戦 ガーディアンズ6―8ヤンキース(クリーブランド) ◆ダイビングキャッチで魅せたジャッジ【写真】 ヤンキースは敵地のリーグ優勝決定シリーズ第4戦でガーディアンズに8―6で競り勝ち、シリーズを3勝1敗として15年ぶりのワールドシリーズ進出に王手をかけた。 乗りに乗る大砲が、またもポストシーズン(PS)で輝いた。6回1死一、二塁。DHのジャンカルロ・スタントン(34)が右腕スミスの外角高め152キロ直球をたたいた打球は、左翼席に飛び込む3ラン。2試合連続の今PS4号はPS通算15号で、ヤンキース歴代4位のベーブ・ルースに並んだ。 全米中継局TBSのブライアン・アンダーソン実況は「スタントンの魔法のようなPSは続きます。今PSは9安打をマークしていますが、そのうち4本がホームラン。PSのスタントンは『real deal(本物)』です」と評し、ロン・ダーリング解説者は「He is the man(あいつは男の中の男だ)」と、うなった。 通算の歴代トップはバーニー・ウィリアムズの22本で、これに『ザ・キャプテン』ことデレク・ジーターの20本、『歴代最強スイッチヒッター』ミッキー・マントルの18本と続く。 さらに同点とされた直後の9回は、今季シーズンを通じて66試合で自責5というガーディアンズの『最強守護神』クラセから3安打を集中し、2得点で突き放した。ヤンキースは第3戦の8回もクラセからジャッジが同点2ラン、スタントンが勝ち越しソロを放っている。(写真はAP)
中日スポーツ