巨人・桑田2軍監督 田中将大は「活躍できる」楽天復帰後の投球回を評価 勝てなかったのは「巡り合わせ」
巨人の桑田真澄2軍監督(56)が1日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。楽天を自由契約となった田中将大投手(36)について言及した。 【写真あり】愛息に祝ってもらった56歳の誕生日 番組で田中が楽天を退団したニュースを取り上げられた。同じく出演した元巨人の上原浩治氏は「表情を見ると本当は楽天でやりたかったんじゃないかなという表情。どういう話をされたのかは第三者の僕たちには分からないですけど、いい話にはならなかったというところで本人が納得できない部分があったので違う球団で、と決断したんだと思います」と話した。 桑田氏は田中が昨オフ右肘手術を受けた影響について「大いにあったと思います。手術後は思うように動かなくなりますので」と説明。来季活躍できるかを問われると「僕はできると思っています」とお墨付きを与えた。 田中はヤンキースから楽天に復帰した後は2021年は155回2/3を投げて4勝9敗、22年は163回を投げて9勝12敗、23年は139回1/3を投げて7勝11敗、今季は5回を投げて0勝1敗だった。桑田氏は「マー君は平均150イニング以上投げている」と投球回に注目した。 桑田氏は「これ(150投球回以上は)はおそらくリーグで5、6人くらいしかいない。先発投手はいいピッチングをしても点を取ってくれないと勝てない。だから巡り合わせが非常に悪かったんじゃないかなと思います。これ(2021年からの成績)は逆になってもおかしくないくらいの内容で3年間(2021年から2023年まで)投げていると思っています」と自身の見解を示した。 その上で「今年はケガの影響で投げられなかった。来年は僕は活躍してくれると思っています」と期待。日米通算200勝まであと3勝としていることにも「ぜひ200勝を達成してもらいたいなと思います」とエールを送った。