写真：クラウド Watch

　株式会社大塚商会は8日、株式会社invoxのクラウド型請求書発行サービス「invox発行請求書」を、「たよれーる invox発行請求書」として提供開始すると発表した。 　たよれーる invox発行請求書は、請求データを取り込んで送信方法を指定するだけで、インボイス制度に対応した請求書を発行できるサービス。請求書は自由なレイアウトにカスタマイズできるほか、請求書だけでなく、見積書や納品書、支払通知書などさまざまな書類の発行にも対応し、作成した請求書は、メールでの電子発行や郵送など、得意先が希望する方法に合わせて送付できる。 　このほか、オンラインバンクから入金明細を取り込み、請求データと照合して入金消込を行う機能を備えており、入金が確認できない場合は督促メールを送付することも可能。また、生成した売上計上仕訳や入金消込仕訳は、企業が利用している会計システムと連携して、計上処理までの自動化を行えるとのこと。 　なお、請求書の発行や売上計上、入金消込に利用する請求データの取り込みは、CSVファイルでの取り込みに対応。さらに、得意先から届いた紙の支払通知書や、販売管理システムから出力したPDFの請求書データも取り込み、システムで管理できるとした。 　また同サービスは、電子帳簿保存法の「スキャナ保存制度」と「電子取引情報の保存」に加えて、適格事業者番号の項目追加など、インボイス制度にも対応しているとのことだ。