今年結婚予定の30代の彼は貯金「0円」…30代で「貯金がない人」ってどれくらいいるの?
30代で貯金がないという方は、どのくらいいるのか気になる方もいるでしょう。 今回のケースのように、結婚相手が30代で貯金が0円だった場合、金銭的な不安を感じるかもしれません。 そこで本記事では、金融広報中央委員会が行った調査を基に、30代で貯金が0円の人の割合をご紹介したうえで、効率的に貯金をするポイントも解説します。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
30代で貯金が0円の人の割合
金融広報中央委員会の調査によると、金融資産を保有していないと回答した30代は全体の32.4%でした。 「30代でまったく貯金がない」ということは珍しいことではないようです。 ただし、今回のケースのように今年結婚するという場合、将来のことを考えると貯金がないまま結婚するのは不安を感じることでしょう。
30代で効率的に貯金する3つのポイント
30代から効率的に貯金をするためのポイントは、以下の3つが挙げられます。 ●毎月の収支を把握する ●貯金専用の銀行口座を作る ●生活費を見直す ■毎月の収支を把握する 毎月の収入に対して、どのようなことに、どのくらいのお金を使っているか把握することは貯金をするために重要といえるでしょう。支出額をよく見た結果、節約できそうな項目が見つかり、貯金に回せるかもしれません。 そのため毎月の収支をメモしておくなど、しっかりと管理することをおすすめします。 近年では、銀行口座と紐づけできる家計簿アプリや銀行アプリもありますので、活用するといいでしょう。 ■貯金専用の銀行口座を作る 生活費の入出金を行う銀行口座とは別に、貯金専用の銀行口座を作るという方法もあります。貯金に回す金額を事前に決めておき、給料日にその金額を貯金専用の銀行口座に入金することで貯金を習慣化できるかもしれません。 ついお金を使ってしまって貯金ができないという方には、おすすめといえるでしょう。 ただし貯金に回す金額を多くし過ぎた結果、生活費が足りなくなるおそれがあるため、無理のない範囲で貯金額を設定することがポイントです。 ■生活費を見直す 支出をおさえられる項目がないか、食費や光熱費、通信費や保険料など、生活費を見直してみることも大切です。 例えば外食が多い場合、可能な範囲で自炊をすることで、食費をおさえられる可能性があります。また通信費や保険料も、契約する業者やプランの変更で減額できるかもしれません。 節約した金額を貯金に回せば、少しずつ口座のお金を増やせるでしょう。
30代からコツコツ貯金していこう
貯金額が0円の状態の彼氏との結婚は、不安を感じるものかもしれません。 しかし、金融広報中央委員会が行った世論調査によると、30代の単身世帯の32.4%は貯金額が0円です。 30代から貯金をしていくためには、生活費を見直すなどの工夫が必要といえるでしょう。今回ご紹介した効率的に貯金する3つのポイントを参考にできることから始め、コツコツと貯金をしていきましょう。 出典 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査] 令和4年調査結果 各種分類別データ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部