カブス・今永昇太は無傷の4勝…関係者が指摘する“DeNA時代と明らかに違っている点”
「ヤンキースキラー」と呼ばれている男
また、日本のメディアでもっと評価されても良いのが、ブルージェイズの菊池だ。27日のドジャース戦では、花巻東高校の後輩である大谷との対戦が実現。3打数1安打1打点となり、2敗目となってしまったが、22日のロイヤルズ戦に先発し、6回、被安打5、奪三振4、失点2で今季2勝目を収めている。 「今季初勝利がヤンキース戦でした。ヤンキース戦の先発は早くも2回目ですが、ニューヨークメディアが菊池のことを『ヤンキースキラー』と称しています」(現地記者) 前々回登板の5日でのこと。菊池には勝敗がつかなかったが、5回3分の1を投げ、失点ゼロ、ブルージェイズは零封リレーで勝利した。舞台は敵地・ヤンキースタジアムで、地元TV局SNYは、 「菊池はメジャーデビューからヤンキースタジアムで計7試合で投げたが、通算防御率は1.67。Hit The Wall」 と、菊池が難敵であることを訴えていた。 「17日のヤンキース戦にも先発し、6回1失点で勝利投手になっています。今季の対ヤンキース戦の防御率は0.79です」(前出・同) 伝統球団の難敵である菊池のピッチングがア・リーグ東地区の優勝争いに大きく影響してくるのは必至だ。大谷も見たいが、今季は日本人メジャーリーガーの飛躍のシーズンともなりそうだ。
デイリー新潮編集部
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