家庭菜園のジャガイモ、どう植え付けたらいい? 7通りの方法を試した結果…… 米
ジャガイモの植え付け方で収穫量はどう変わる? 実際に試して比較した動画の興味深い結果が反響を呼び、記事執筆時点で65万回以上再生され、1万5000いいねを集めています。 【画像・動画】実験の結果を見る
7通りのジャガイモ植え付け法
動画を投稿したのは、ガーデニングのコツを教える米YouTubeチャンネル「Epic Gardening」。今回は7通りの方法でジャガイモの種芋を植え付けて、収穫量の違いなどを見ていきます。 まず、「方法1」は5ガロン(約19リットル)のバケツに種芋を1つ植え付けます。次に「方法2」は、グローバッグという栽培用の大きなバッグに3つの種芋を植え付けます。ここまでは容器を用いる方法です。 次に「方法3」として、畑の15センチの深さに種芋を植え付け、30センチの間隔で同じように5つ配置します。これはもっとも一般的な方法です。 その他、畑の30センチの深さに種芋を1つ植え付けるパターンを「方法4」、15センチの深さに種芋を1つ植え付けるパターンを「方法5」、種芋を半分に切って30センチ離した場所の15センチの深さに植え付けるパターンを「方法6」とします。 最後の「方法7」は植え付けるのではなく、土壌の表面にただ置いてその上をたっぷりの干し草でおおいます。これは「ルース・スタウト法」と呼ばれる方法です。
なかなか葉が付かなかった方法は……?
3週間経過した時点でチェックすると、畑に植えつけたものはすでに芽吹いて葉を付けはじめていました。一方、バケツとグローバッグのものは芽吹いてはいますが、成長がおもわしくありません。 バケツは水抜き穴を開けていないため、雨が降って水が溜まるたびに傾けて水を捨てていましたが、どうしても土壌に水気が多くなりがちです。底に穴を開けたほうがいいのは明白ですが、実験なのでこのまま続けます。 一方、畑に深くに埋めたものは、まだ地上に芽を出していません。そして、ルース・スタウト法のものは干し草を少しどけると種芋に傷がついています。土に埋まっていないのでどうしても害虫や害獣の被害に遭いやすいようです。かろうじて芽吹いてはいますが、まだ葉が付いていません。 5週間後と7週間後にもそれぞれ生育状態をチェックしたところ、葉の状態が見るからにいいのは「方法3」のもので、ルース・スタウト法のものは7週間後にようやく葉が付いていることが確認されました。