グーグルの対話型AI、画像生成機能を一時停止 歴史的に不正確な事例が見つかる
アメリカのIT大手「グーグル」は22日、提供する対話型AIのサービスのうち、画像を生成する機能を一時停止したと発表しました。歴史的に不正確な画像を生成する事例が見つかったということです。 グーグルは22日、自社が提供する対話型AI「Gemini」の画像を生成する機能を一時停止したと発表しました。 「1800年代のアメリカの上院議員」を描くよう指示すると、当時、存在しなかった女性の議員が描かれたほか、「1943年のドイツ兵」を描く指示にも不正確な画像が生成されたということです。 アメリカメディアは、性や人種による差別の歴史を消し去ることにつながると指摘していました。 グーグルは「Gemini」が「歴史的な画像の描写で不正確なものを提供していることを認識しています。改善したバージョンを近くリリースします」としています。