<怪獣8号>テレビアニメ初主演の福西勝也 瀬戸麻沙美、加藤渉と熱い思いで話題作に臨む
福西さん そうそう。動きのアドリブの「よいしょ」「うっ」とかポロッと出てきたものを書いているんです。現場でのマリアージュも大切にしたいのですが、自分を見つめ直すことで、よりカフカらしくなれると思い、いつもはしない取り組みをしています。第1話の収録で「息遣いがいい」と言っていただけましたし、第2話以降もやっています。
--収録の現場の雰囲気は?
瀬戸さん 福西さんとはほかの現場でお会いしたことはあったのですが、物語の軸となるキャラクターとしてここまで一緒に収録したのは初めてでした。加藤さんとは前クールに初めてご一緒させていただいたことがあったので、これまでの縁を感じていました。コロナ禍は分散収録も多かったのですが、ようやくみんなで集まれるようになってきた時期でしたし、みんなでの掛け合いが楽しみで、現場では、皆さんの熱量を感じました。福西さんは、いい意味で主人公への気負いがなくて、いろいろな方向性を探っているようにも感じ、すごく刺激を受けています。
福西さん 横から後ろから見守っていただいていることが伝わってきています。瀬戸さんとはこれまでもご一緒させていただくことはありましたが、こうやってがっつり共演するのが初めてだったので、やっと!という気持ちでした。
加藤さん 福西さんは声量、パワフルさがすごいんです。第1話の収録で、スタジオに入った瞬間に「運命じゃん!」と抱きつかれまして(笑い)。以前、コンビの役で共演させていただいた機会があり、その時の福西さんは役どころもあって静かだったんですね。「福西さん!」と呼びかけたら、ビクッとされたことを覚えていて、なので今回はちょっとびっくりしました。
福西さん コンビ役の時から、加藤さんは独特の雰囲気があって、すごい面白い方だな!と思っていましたし、運命を感じていました。
加藤さん 僕の出たラジオを聞いていただいたり、インタビューを読んでいただいたりと、事前にキャラクター感をつかもうとしてくださっていたんですよね。