約2kgのカツカレーも。神奈川・足柄にある人気店『とんかつ駒形』の魅力とは? #食楽web #カツカレー
ランチタイムに来店したのですが、他のお客を見ると、カツよりカレー系、特に「カツカレー」を頼む割合が多いような気がします。「カツカレーを頼む人は結構多いですよ~。うちはカレー屋さんじゃないんだけどね~」と笑いながら話す店主。近くで働いている人が、さっとカレーを食べて帰っていく、という感じです。 「うちはチェーン店と違ってわがままがきくからね。ミックスフライの中身をこれとこれに変えて、とか、天ぷら揚げて、なんて言う常連さんもいるから」。とんかつの店で天ぷら揚げてって! そのリクエストに応えられるのもすごい。
「カレーは、最初賄い飯だったんだけれど、常連さんが、俺にもくれって。そこから始まったんだよ」と店主。そして、なぜここまで大盛りに? 「お客さんの要望に応えていった結果だね!」とにっこり。賄いから人気メニューに、そしてデカ盛り。まさに、デカ盛り提供店の常連さんが引き起こす、あるある展開です。 カレーのルーは、まとめて仕込んでいるとのこと。で、見せてもらったのは、タッパーというより、収納用の引き出しですか? みたいな巨大なケースにみっちりと入ったルー。「注文が入ったら、1人前分の塊を取り出して、泡立て器でほぐして適度な濃度にするんだよ」と店主。カツを揚げつつ、ルーをほぐしつつ。それを店主一人でサクサクとこなしていきます。
最初は調子よく、ご飯の山を崩していけたのですが、途中から一気に満腹に。そしてそのあたりから、ご飯とルーのバランスが悪くなり、ルー少なめ、ご飯多めのバランスに。辛さも舌に蓄積されてきます。 ちなみにご飯はあるけれどルーがなくなった場合、少しなら継ぎ足してもらえるとのこと。ただその場合、2kg台中盤ぐらいの量になるので、お腹の許容量とも相談が必要です。ただ、固いものはカツぐらいなので、顎が疲れるということはなし。スイスイ行けるので、気がついたら完食! という「カツカレー」です。 そして、どうしても食べきれずに残した場合は、持ち帰り用のパックがあるので詰めてテイクアウトも可能。ただし、良心的な範囲での食べ残しでお願いします。普通盛りで2合分のご飯なので、普通盛りでもおそらく1kg前後あると想定してください。