【ジャパンC・耳より】ドゥレッツァ陣営がムード上々 尾関知人調教師「走らせてみたかった条件」
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 昨年の菊花賞馬ドゥレッツァは19日朝、美浦坂路で4ハロン63・4秒をマーク。翌日の最終追い切りに備えた。 見届けた尾関調教師は「順調ですね。先々週、先週、そして今週と、やるごとに身のこなしが良くなってきました」と納得顔。英国に遠征した前走のGⅠインターナショナルSは5着だったが、「内めの進路を取れず、思うような競馬とはなりませんでしたが、上位馬も強かったですし、その前(天皇賞・春15着)を考えればしっかり競馬ができたと思います」とトレーナーに悲観の色はない。 今回は東京芝2400メートル。意外にも初めての舞台となるが「合うと思います。長く切れる脚を使える感じの馬で、東京で2勝クラス(芝2000メートル)を勝ったときは強かったですから。それに加えて菊花賞を勝っていることを考えると、東京の2400メートルは走らせてみたかった条件」と歓迎している。2度目のGⅠ制覇へ、陣営のムードは上々だ。
東スポ競馬編集部