阿部寛の本気度がすごい! キャスター役初挑戦の『ショウタイムセブン』場面写真解禁
阿部寛が主演する映画『ショウタイムセブン』より、阿部が爆破犯との交渉に挑むキャスターを熱演する姿を捉えた場面写真5点が解禁。併せて阿部が、初となるキャスター役に挑んだいきさつや、撮影当時のエピソードなどを語るコメントも到着した。 【写真】阿部寛、入念な役作りで挑むキャスター役 『ショウタイムセブン』新たな場面写真 本作は、「命懸けの<生放送(ショウタイム)>」をリアルタイム進行で描くサスペンス・エンタテインメント。韓国で大ヒットを記録したソリッドスリラー『テロ, ライブ』(監督:キム・ビョンウ、主演:ハ・ジョンウ)を原作に、オリジナル展開をふんだんに盛り込んだ。 夜7時、爆破犯からの1本の電話で始まる犯人との独占緊急生中継。爆弾が仕掛けられたテレビ局、交渉役に指名されたのは元人気キャスター。犯人の正体と本当の目的とは? 前代未聞の「命懸けの<生放送>」をリアルタイム進行で描く。 主演の阿部のほか、竜星涼、生見愛瑠、井川遥、吉田鋼太郎らが出演。監督・脚本は、「岸辺露伴は動かない」シリーズを手がけた渡辺一貴が務める。撮影では、テレビ局のスタジオを丸ごと作り込み、ライブ感を徹底的に重視して複数カメラによる同時撮影を実現。最大10分以上の長回し撮影シーンも盛り込み、圧倒的な“本物”の世界観を作り上げた。 この度、阿部演じる折本を捉えた場面写真5点を解禁。原作映画『テロ,ライブ』の主演ハ・ジョンウを完全にリスペクトした服装で登場するカットを始め、人命を天秤にかけ理不尽な要求をする爆破犯に対し一歩も引かず真剣な眼差しで立ち向かう姿、スタジオから爆破犯に語り掛けているシーン、多くのカメラを向けられるも孤立した後ろ姿などを収めている。爆破犯と交渉するプレッシャー、命懸けの独占生中継という高揚感など、いろんな感情が目まぐるしく押し寄せる折本の表情が目をひく、爆破犯との張り詰めた攻防が伝わってくるようなカットとなっている。 40年という長い俳優人生の中で「キャスターという役は想像もしていなかったです」と明かす阿部。これまでキャスター役は避けていたが、「この年齢になって、これまで避けていたからこそ演じてみたい」と挑戦することにしたという。国民的報道番組「ショウタイム7」の元人気キャスターを演じると決まってからは、同じ世代のキャスターにリサーチをし、どのように話しているかチェックするなど撮影前から準備に時間をかけ、その上でリハーサルを何度も行い撮影に挑んだ。 折本役については「実際に生放送中に事件が起きて、それをライブで伝えていかなければいけない。こんな面白いことはないと思います。折本は『ショウタイム7』のキャスターを一度降ろされているので復帰したいという野心があり、一発逆転を狙って爆破事件を利用しますが、キャスターとして冷静に振る舞わなければいけない場面でそういった人間ドラマがリアルタイムで進んでいくのがとても面白いです」と、手応えをにじませた。さらに「長回しによって顔色の変化、緊張して汗をかいたりすることなどが活かせたので良かったです。本当に疲れましたが(笑)」と明かす。 撮影では初めての体験が多かったそうで「10分の長回しが何度もあったり、スタジオのシーンでの撮影で緊迫感を出すために、映画のカメラとは別で、普段TV番組で撮影しているカメラとカメラマンさんが多数入っていました。98分間、リアルに焦りながら撮影が進行していくのを初めて体験しました」とコメント。現場のリアルな緊迫感をそのままスクリーンに閉じ込めたと胸を張った。これまでに見たことが無い阿部の熱演に期待したい。 また今回、本作のノベライズ本「小説 ショウタイムセブン」(著者:ひずき優/集英社文庫刊)が12月20日より発売されることも決定。スリリングな作品の世界をそのまま小説に落とし込んだ内容で、巻末には渡辺一貴監督のインタビューも収録されている。 映画『ショウタイムセブン』は、2025年2月7日より全国公開。