健大高崎が零封リレーで決勝進出 2年生左腕の下重が7回4安打無失点の好投/秋季関東大会
秋季高校野球関東大会(3日、保土ヶ谷)来春の選抜大会の出場校を決めるための重要な資料となる大会の準決勝2試合が行われ、横浜(神奈川)が浦和実(埼玉)に3-2で逆転勝ちした。今春の選抜大会を制した健大高崎(群馬)は千葉黎明を6-0で下し、4日の決勝に進んだ。 【写真】決勝で対戦する横浜、1年生の4番・小野舜友が決勝打も「明日勝たないと意味がない」 健大高崎は2年生左腕の下重が7回4安打無失点と好投。序盤はツーシームを軸に、ゴロアウトを重ねる。中盤以降は走者を背負う展開が続くも、「持ち味は粘れる投球。そこは自信を持っていた」と我慢の投球で得点を許さなかった。けがで離脱している同学年の左腕、佐藤には「今日も頼むぞ」とエールを送られた。「佐藤の分も、という思いで頑張った」と仲間への思いを口にした。