ボートレース（競艇）

ボートレース若松の「日刊スポーツ杯お盆特選競走」が15日に開幕する。 ドリーム戦は1号艇から西山貴浩、今井貴士、岡崎恭裕、池永太、岡村慶太、竹井貴史が出場。さらに、奈須啓太、溝口海義也、石川真二らが主力を形成している。エンジンは良機揃いで、石川、今井、田中宏樹、岡崎、安東幸治、國崎良春、溝口が上位機または上昇機を手にしている。前検タイム1番時計は田中宏がマークしたが、チルトは1度だったという。 今節から当地でもチルト3度が解禁される。福岡支部では使用者が少ないものの、田中宏と柴田大輔が状況に応じてチルト3度を試みる可能性がある。2人とも「試してみたい」とはっきりと意欲を見せており、その時が来るのを楽しみに待ちたいところ。 西山は冬場に使用していた上位機を手にしており、最近の成績は振るわないものの、彼の腕前ならば再び好調に戻る可能性が高い。本人も「久々にF持ちになったが、若松ならスタートは大丈夫。2本目は絶対に切れないけどね」と語り、前走の芦屋周年でのFの影響も心配無用のようだ。ドリーム戦では今井と岡崎の強敵に加え、岡村の調子も良さそうだが、西山がしっかり逃げ切り、期待に応える展開が予想される。 前検から好感触を得ていたのは溝口。3節前に当地で走り優勝した安河内将のエンジンを手にしており、「微調整だけで良さそう」と手応えを感じている。 なお、ドリーム戦4号艇予定だった羽野直也はぎっくり腰で無念の欠場、石倉洋行も家事都合で欠場となり、今節は43人での開催となる。