メッセナゴヤが開幕 異業種交流、販路拡大を促進
日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」(メッセナゴヤ実行委員会主催)のリアル展示会が30日、名古屋市港区のポートメッセなごやで開幕した。11月1日まで。交流・商談の機会を創出するとともに、販路拡大や人脈形成の場を提供する。 開会式で主催者を代表してあいさつした名古屋商工会議所の嶋尾正会頭(大同特殊鋼相談役)は「メッセナゴヤ最大の魅力は異業種交流を通じ、新しい発見やひらめき、チャンスと巡り合うことにある。多くの商談機会をつかみ取っていただきたい」と話した。 中部経済産業局の寺村英信局長を来賓に招き、主催側で愛知県の大村秀章知事、名古屋市の松雄俊憲副市長、メッセナゴヤ実行委員会の加留部淳委員長(名商副会頭、トヨタ自動車アドバイザー)が参加してテープカットが行われた。 会場を訪問した名商の内藤弘康副会頭(リンナイ社長)は「カーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)を中心とした展示が多く、これからの対応などを考えるいい機会になる」と述べた。名商の高原一郎副会頭(三菱UFJ銀行副頭取)は「新たなビジネスやイノベーションの可能性を強く感じた。皆さんもぜひ会場へ来て感じてほしい」と来場を呼び掛けた。
このほか、中部品質管理協会や中部産業連盟の会長を務める藤岡高広氏(愛知製鋼会長)や、元名商会頭で岡谷鋼機の岡谷篤一取締役相談役らが訪れた。 開場時間は午前10時から午後5時まで。入場無料だが、事前登録が必要。