【50代のお正月太り解消!】二の腕の振り袖肉を解消して細くする方法は「前肩」と「縮んだ腕を伸ばす」ことから始めよう!
年齢を重ねると気になってくる二の腕のたぷたぷした“振り袖肉”。その原因となるのが、二の腕の使われすぎている「りきみ筋」と、使われずに衰えている「さぼり筋」。そんな二の腕を「ほぐす」「伸ばす」「強化する」の3ステップですっきりと引き締める方法を、人気パーソナルトレーナーのKAORUさんが伝授! 腕見せの準備は冬のうちに。
腕に脂肪がつくのは、猫背姿勢による「前肩」が大きな原因!
二の腕に振り袖のように余分な脂肪がついてしまう原因についてKAORUさんに伺った。 「二の腕の筋肉には、力こぶを作るときに使われる表側の上腕二頭筋と、裏側にある上腕三頭筋があります。 上腕二頭筋のほうは、物を持ち上げるときなど日常生活でよく使われるので、縮んで硬くなっている人が多数。つまり、上腕二頭筋は“りきみ筋”です。 逆に、その裏側の上腕三頭筋は使われずに怠けている“さぼり筋”なのですが、この筋肉も縮んでいて、ねじれて硬くなっています。腕は肩から真っすぐ下にぶら下がっている状態だと細く見えるのですが、現代人の多くはパソコンやスマホを見ている時間が長いため、猫背で前肩になって腕が内側に巻き込まれ、ねじれています。 この状態だと腕が太く見えるうえ、腕の筋肉がねじれて縮み、上腕三頭筋も余計に使われにくくなるので、脂肪がつきやすくなり二の腕が太くなってしまうのです」(KAORUさん) では、二の腕をすっきりと引き締めるには? 「腕が縮んだままで筋トレをすると筋肉が偏ってついてしまうので、余計に振り袖が大きくなってしまい、逆効果。まずは前肩を改善して縮んでいる腕を伸ばしたうえで鍛えることがマストです。 ですから最初に硬くなっている二の腕を、付け根から肩のあたりまでフォームローラーでよくほぐし、前肩をリセットして腕のねじれを改善します。 そのうえで、腕を伸ばすストレッチをします。最後に上腕三頭筋を強化するトレーニングをすると、長く細く引き締まった腕が手に入ります」 以下が、KAORUさんおすすめの二の腕が効果的に引き締まる3STEPの「ゆる筋トレ」! ぜひ実践してみて。