ローマが今季2度目の監督交代を検討?…後任候補にランパード氏らが浮上か
ローマが今シーズン2度目の指揮官交代に踏み切る可能性が浮上しているようだ。4日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。 セリエA開幕後の4試合を未勝利で終えたローマは、9月にダニエレ・デ・ロッシ前監督を解任し、イヴァン・ユリッチ監督を招へいした。しかし、“ロマニスタ”の大反発を招いたレジェンド解任による効果は薄く、ユリッチ監督就任後の戦績は公式戦10試合を戦い4勝2分4敗。直近で行われたヴェローナ戦では2度のビハインドから追い付いたものの、終盤に勝ち越しを許して2-3で敗れている。 直近4試合で3敗目を喫し、セリエAで勝ち点「13」の12位に低迷している現状を受け、ローマのオーナーであるフリードキン・グループはユリッチ監督の解任を検討している模様。現地時間7日のヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第4節のユニオン・サン・ジロワーズ戦では引き続き指揮を執る見込みだが、今後の結果次第では今シーズン2度目の指揮官交代に踏み切る可能性があるという。 今回の報道によると、ローマはすでに後任候補のリストアップを進めている模様。サウジアラビア代表監督をロベルト・マンチーニ氏や現在シャバーブ・アル・アハリ・ドバイを率いるパウロ・ソウザ監督に加え、かつてチェルシーやエヴァートンを率いたフランク・ランパード氏も名を連ねているようだ。移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者も、ランパード氏がローマの新監督候補の一人だと伝えている。 なお、ランパード氏は現役時代もイタリアでのプレー経験がないため、ローマの新監督に就任した場合はセリエA初挑戦となる。
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