新型「GX」にも乗れた! “高級車ブランド”レクサスが提案する「アウトドアの新たな楽しみ方」とは? 「肝いりのキャンプイベント」は何が進化した?
2回目となるレクサスのキャンプイベントはどう進化した?
レクサスインターナショナルは、2024年6月1日(土)~2日(日)の2日間、山梨県北杜市で「LEXUS OVERTRAIL CAMP 2024」を開催しました。 【画像】「えっ!…」新型「GX」に乗れたの!? これがレクサスが展開する新感覚のキャンプイベントです(31枚)
同イベントは、モビリティ・ギア・体験という3つの軸をテーマに、カーボンニュートラル社会の実現や、大自然と共生しながらアウトドア・ライフスタイルを彩るクルマの楽しさをさまざまな活動を通じて提供する「LEXUS OVERTRAIL PROJECT」のひとつとして開催されるレクサス車オーナー限定のキャンプイベント。2023年9月に初開催となった軽井沢でのイベントに続き、今回が第2弾となりました。 会場となった「FOLKWOOD VILLAGE 八ケ岳」は、八ヶ岳連峰と南アルプスの豊かな自然に囲まれながら、中央自動車道・小淵沢インターチェンジから5分ほどというアクセスのよさも魅力的なキャンプ場。 イベントは、参加者自らがテントを張る本格的なキャンプでありながら、アウトドア初心者から参加できるフレンドリーさも好評で、必要な道具一式をレンタルすることも可能。そのため初回に続き、募集枠を超える参加申し込みがあるほどの盛況ぶりで、今回も抽選で選ばれた約40組のレクサスオーナーが参加しました。 その手軽さもあって、集った参加者の愛車も多種多様。「RX」や「LX」といったSUVはもちろんのこと、セダンの「IS」やコンパクトハッチの「CT」、そして新たな仲間に加わったミニバン「LM」などの姿も見受けられました。 参加者たちは、現地まで愛車でのロングドライブを楽しんだ一方、会場ではアウトドアシーンで映える愛車の姿にほれ直したようで、その様子を写真に収める参加者たちの姿が多数見受けられました。 ●まもなく発売予定の新型車「GX」の試乗イベントは大盛況 会場内には「OVERTRAIL PROJECT」の世界観を表現したレクサスモデルも多数展示。2024年2月の商品改良で「NX」に追加されたばかりの新グレード「OVERTRAIL」を始め、アウトドアシーン向けのカスタムを加えたコンセプトモデルとして「RZ OUTDOOR CONCEPT(JAPANSTYLE)」、JAOSとのコラボレーションによる「LX600 “OFFROAD” TEAM JAOS 2023ver」などが展示されていました。 なかでも注目を集めていたのが、2024年秋に日本市場に初めて導入予定の新型「GX」。会場には、JAOSとのコラボレーションによる「GX550 “OVERTRAIL” JAOS ver」と北米仕様の「GX550」の2車種が展示されました。 高い悪路走破性をウリとする本格オフローダーがレクサス車のラインナップに新たに仲間入りするとあって、既存車のオーナーからの注目度も高め。じっくりと実車に触れることができるのも好評のようでした。 1泊2日の日程で開催された「LEXUS OVERTRAIL CAMP 2024」では、参加者自らが体験できる多彩なコンテンツが用意されていました。 新型「GX」を用いたオフロード試乗体験では、急こう配や路面の高低差を物ともせず突き進む新型「GX」を、プロのインストラクターのドライビングで体験。さらに、一部のオフロードコースでのコンテンツは、実際にステアリングを握り、その優れた走破性を試すこともできました。 新型「GX」は最上位モデルである「LX」と同等の悪路走破性を備えるだけに、そのたくましいスタイルと堅牢な走りに、参加者たちは魅了されたようでした。 一方、自然豊かなキャンプ場の立地を活かした刺激的なアクティビティも用意。その代表例が、レクサスが開発中であるオフロードバギー「ROV」の同乗試乗です。 キャンプ場内のタイトな閉鎖路を全開で駆け抜けるバギーは、まさに地上のジェットコースターといった印象。乗車後は誰もが興奮を隠しきれず、笑顔になっていました。 今回試乗した「ROV」にはカーボンニュートラル燃料が使われており、美しい自然への負荷もありません。レクサスが取り組む新技術が実現する、自然と共生可能なモビリティの未来を感じることができました。 またレクサスは、今回、体験できた車両のほかに、走行時に水しか排出しない水素エンジン搭載の「ROV」開発にも取り組んでいます。森に水を与えながら走るこの水素エンジン「ROV」は、より自然に優しい車両となることでしょう。 このほか、自然との共生を学ぶコンテンツとして、健全な森林へと導くために必要な間伐作業見学や、駆除した鹿の活用に必要となる解体作業のワークショップなども実施。特に鹿の解体作業は、鹿肉へと加工される作業を子どもたちが真剣に見つけ、命を頂くということを理解しようとしていた姿が印象的でした。