市民同士で災害情報を共有 神戸市がLINEを使った新たなサービス開始/兵庫県
兵庫県神戸市は、災害時地域ごとの被害の状況や交通情報などを市民同士で共有できる新たなサービスを12日から導入しました。
兵庫県神戸市の久元市長は12月12日の会見で、無料通信アプリ「LINE」を使った災害情報共有サービス「神戸市災害掲示板」の運用を始めたと発表しました。 「神戸市災害掲示板」は市がLINE上に設けた公式アカウントで、LINEの「友だち登録」をすると利用することができます。 このアカウントでは、災害時行政からの防災情報を確認できる他、各地の被害状況などを市民が写真撮影し場所と合わせて投稿できるのが特徴で、集まった情報は地図上で見ることができます。 行政からの発信だけでなく、市民同士で被害状況を共有し、よりきめ細かい情報提供に期待ができるということで、政令市でこのサービスを運用するのは神戸市が初めてだということです。 この他、視覚障がい者向けの支援アプリ「ユニボイスブラインド」で、ハザードマップの情報を音声で伝えるサービスを12月16日から始めるということです。