幸輝心が初防衛 徳之島全島一闘牛 熱戦に3千人の会場沸く
第38回徳之島全島一・軽量級優勝旗争奪戦(伊仙町闘牛協会東部支部主催)は6日、鹿児島県伊仙町目手久の徳之島なくさみ館で開かれた。会場満員の3千人を超える観客が来場。全7取組があり、メインイベントの全島一優勝旗争奪戦は王者「幸輝心」(亀津)が挑戦者「纏(まとい)」(上面縄)を6分0秒で退けて初防衛を果たした。 王者不在だった軽量級は「夢玄白虎」(犬田布)が12分22秒で「突撃パンダ絆羽」(神奈川)を下して新王者に輝いた。県対抗スペシャルマッチは「RIKKUN」(埼玉)が「富士龍」(山梨)に勝利した。 全島一大会は昼間に開かれるのが恒例だが、島内の小中学校の運動会が重なったため午後6時からスタート。10月の全島一大会が夜開催となるのは初めて。対戦開始前にはシンガー・ソングライターのハシケンさんが「ワイド節」を披露して会場を沸かせた。