侍・井端監督「最初から2番、3番で決めていた」小園、辰己が全打席出塁「いい働きをしてくれた」
「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024、日本代表7-1チェコ代表」(9日、バンテリンドーム) 【写真】右中間へ辰己が確信の3ラン 打たれたチェコ投手は口あんぐり 侍ジャパンが快勝した。三回に小園(広島)の適時内野安打で同点。六回に栗原(ソフトバンク)の左犠飛、森下(阪神)の左前適時打で2点を勝ち越し。さらに七回、途中出場の清宮(日本ハム)の適時二塁打と辰己(楽天)の3ランで一挙4点を奪い突き放した。投げては四回以降登板した3投手がパーフェクトリレー。2番手・才木(阪神)は3回無安打7奪三振の快投だった。 井端監督は「強化試合でも先に点をとられたら焦りは絶対出てくると思うので。点が入って追いついて引き離せたのはよかった」と総括した。 13安打7得点の打線に「打線は思ったよりは打てたかなと思うのでちょっとほっとしています」と言う。2番で起用した小園が4安打1打点。3番・辰己も3ランを含む2安打2四球で、そろって全打席出塁。「最初から2番、3番で決めてましたので、いい働きしてくれました」とうなずいた。 次戦に向けて「あしたは本番前の最後の試合なので。本番を想定してサインも含めて打たせようかなと」と話した。