STU48工藤理子 1st写真集を発売「結構大胆な写真集になったと思う」
STU48の2期生として活躍する工藤理子さんが、2024年2月にライブ配信サービス「SHOWROOM」にて行われた「STU48 ソロ写真集制作権争奪イベント」で、見事、写真集の権利を獲得、8月10日(土)に1st写真集『りこのとりこ。』を発売する。写真集制作の裏話や今の心境を語ってくれた。 【写真】SHOWROOMのイベントで写真集の権利を勝ち取ったSTU48の2期生の工藤理子が制作秘話を語った ■この写真集のテーマは「工藤理子の二面性」 ――ソロ写真集を出すことが決まったときの気持ちを聞かせてもらえますか。 うれしくて幸せな気持ちでした。私の夢が叶うのは本当にファンの方が近くにいてくださるSHOWROOMという場所で、これまでもSHOWROOMがきっかけでいろいろな夢を叶えさせていただいてきました。そのSHOWROOMで写真集のイベントがあるとなって、もうこれは絶対に挑戦するしかないし、私がやりたいことだって思って。まずはそのイベントに出会えたことに感謝していますし、それで私のアイドル人生最大の夢をファンの方が叶えてくださったことが、本当に感謝してもしきれないぐらいありがたいってもう噛みしめています。 ――工藤さんはSHOWROOMにものすごく強い印象がありますね。 本当におこがましいんですけど、この写真集のイベントは、SHOWROOMに強い工藤理子のためのものだって思いましたね。 ――やはり、48グループの現役メンバーとして写真集を出すというのは相当ハードルが高いですよね。 写真集を出すのって、グループの人気メンバーだったり、もうエースと言われるメンバーだったり、そういうメンバーが出しているので、私は到底かなわないだろうって思って。だから何年かかってもいいからって気持ちで、2024年の書き初めにも写真集って書いて、今年の目標は写真集を出すのにふさわしいメンバーになることだって掲げていたので、まさかこんなすぐ写真集を出版できるというイベントが始まるとも思ってなかったです。 まさかそのイベントで2位になって出せることが決まるとも思ってなかったです。チャンスを待つんじゃなくつかみに行けて、22歳というまだ未熟な大人1年生の姿を写真集に残せて、このタイミングでチャンスをつかめてよかったなって思っています。 ――すごいですね。自分から本当につかみに行ってちゃんとしっかりつかみ取りましたね。写真集のイベントが行われること自体が、運を引き寄せてますね。やっぱり夢って叶うんですね。 本当にそう思います。叶えていただいてるし、叶えようと思ったら叶えられるんだなって。 ――この先の人生のなかでも22歳になるときに写真集の夢を叶えたというのは大きな成功体験になりますね。 はい。大きな自信になります。 ――しかも、紙という形で残るのがいいですよね。 そうなんですよ。写真集を来世にまで引き継ぎたいぐらいです(笑)。 ――セルフプロデュースとのことですが、どんな写真集にしたいと思いましたか。 やりたいことがたくさんあったのでこだわりました。日本の古き良き大正ロマンなお洋服を着たり、町並みと一緒に撮影したり、ローラースケートにも初めて挑戦したりしました。1970年代のちょっとアメリカンなレトロとかも取り入れています。 ――最初に公開された白い水着の先行カットがインパクトがありました。 自分で選んだ写真になります。ファーストカットは、その写真集の代表となる写真で、出回る写真だからこそ、まだ私を知らない方でも目に留まってほしいし、インパクトが強い、でも私らしさも残ってる写真を選びました。今回の写真集ではバストをそんな大きく見せようというふうには思ってなくて、ありのままの感じで挑んだので本当に自信ないですけど、瀬戸内のグラビアクイーンになりたいです! ――工藤さんは笑顔がキラキラしている印象が強いんですけど、先行カットは笑顔ではなかったですね。なぜ笑顔カットを選ばなかったんですか。 そうなんです。この写真集のテーマが「工藤理子の二面性」だったんですよ。普段アイドルしてお話したり踊ったりしてるときはすごい明るくて楽しいイメージを持たれるんですけど、他の素顔もあるんだぞいうことで、ちょっとあどけない表情をした写真を選びました。 ■もっともっと大きな夢もどんなに無謀な夢でも私とファンの方がいる限りは叶えられるんだっていう自信にも繋がった写真集 ――初めての写真集の撮影はいかがでしたか。写真集ならではの挑戦もありましたか。 本当に信じられないぐらいめちゃめちゃ緊張しました。でも、水着とかランジェリーの撮影が2日目からで、1日目でもうスタッフさんとかカメラマンさんとすごい打ち解けることができたので、2日目にはもう水着やランジェリーを着たくてウズウズしてたというか、もう早く着たい、見てもらいたいって気持ちで撮影してもらいました。 ――カメラマンとはどんなコミュニケーションを取りながら撮影したんですか。 カメラマンさんのハッピーな感じが私と似てる気がしたんですよ。だから私も最後までハッピーな気持ちで撮影できました。お花を持ってみようかとか、こんなポーズがいいんじゃないとか、いろいろアドバイスしてくださいました。 ――掲載される写真は事前に見たんですか。 一旦出来上がった仮のものを見させていただいて、もうまさに私が作りたかった写真集そのものだって思って大満足です。 ――撮影全体を通して新しい発見はありましたか。 撮影している自分を見て、私って年相応な大人なんだって思えました。童顔と言われることが多いし、性格も明るいから子どもっぽく見られがちだけど、ちゃんと大人なんだなって。 ――撮影に向けてボディメイクはされたんですか。 頑張りましたね、私本当にSTU48に加入して、2年で10キロのダイエットをして、そこから本当に自分のSTU48人生が変わっていい方向に進んでいって、それもあって写真集を出したいって思ってました。本当に食べるのが大好きで、もう目の前にご飯があったら絶対我慢できないし、腹筋も三日坊主だったんですけど、写真集を出すにあたって今回はご飯を我慢して腹筋も、毎日続けて挑んだ撮影でした。今はもう撮影が終わってほっとして、好きなものを食べてるので、ちょっともう戻っちゃったんですけど、今と比べたら写真集のボディは全然違います。 ――ちなみにチャームポイントはどこですか。 自他共に認める脚です!脚はすごいまっすぐだって褒めていただけるので、ちょっと脚も見てほしいです。本当にお母さんに感謝してます。 ――撮影は何日間行ったんですか。 撮影は3日間でした。2日目の最後に行った千葉の砂浜で強風の中、撮影したのが印象に残っています。信じられないくらいめっちゃ風が強かったんですよ。風にも負けず寒さにも耐えながら撮ったんですけど、カメラマンさんも私と同じような服装で撮影してくださって、そのときにすごいスタッフさんやカメラマンさん、皆さんの愛を感じて、その強風でもっとチームとしての絆が生まれたなって。一丸となれたなって思いました。躍動感もあってめちゃめちゃ大迫力で強烈な写真になっています。 ――今回、念願の写真集を出すことで、自分の中で大きな気持ちの変化はありましたか。 やっぱりアイドルとしての私の中で、通過点だなって思って。この写真集を通して、もちろん私のことが好きな人にもっと『りこのとりこ。』になって欲しいし、まだまだ私を知らない方や、STU48を知らない方にもぜひ見ていただいて、好きになっていただきたいなって思っています。 無謀だと思っていたファースト写真集も叶えられたなら、もっともっと大きな夢もどんなに無謀な夢でも私とファンの方がいる限りは叶えられるんだっていう自信にも繋がった写真集なので、これからも活動でどんどん夢を叶えていきたいなって思います。 ――最後にメッセージをお願い致します。 結構大胆な写真集になったと思うので、皆さんぜひ期待していていただきたいです。写真集を発売する夢を叶えてくださってありがとうございます。この写真集は皆さんへの日頃の感謝の気持ちを詰めた、形に残る恩返しです。ぜひこれを見て、『りこのとりこ。』になってください。 撮影・取材・文=野木原晃一