『鬼滅の刃』実写化なら…柱らを演じるのは? 妄想キャスト予想(1)絶対に可愛い! 最強の癒しキャラ役は?
世界的な人気を誇る漫画『鬼滅の刃』。日本人であれば誰しもが一度はタイトルを耳にしたことがあるだろう。2020年には物語の中盤を描く劇場アニメ『無限列車編』がメガヒット。今回は「もし『鬼滅の刃』が実写化されたら?」という仮定に基づき、「柱」など重要人物を妄想キャスティング。選出理由や現実度について解説していく。第1回。(文・タナカシカ)
●甘露寺蜜璃(かんろじみつり)
演じるなら、この人! ~吉岡里帆~ 「鬼滅の刃」唯一の癒しキャラであり、「鬼殺隊」の中で初対面から竈門兄弟のことを好意的に思ってくれた、見るからにいい人が甘露寺蜜璃という「恋柱」だ。 使う呼吸は「恋の呼吸」というよく分からないものだが、これは煉獄さんらが使用する「炎の呼吸」から独自に派生したもの。周囲の一挙手一投足すべてにキュンキュンしてしまう、彼女にしかできない能力だ。 甘露寺は、これまた他の「柱」が使用する「日輪刀」とは異なり、新体操で使用される布製のリボンのような「変異刀」を使用している。決して折れることはなく、範囲が広いことが特徴だ。 さらに力強く刀を振るう姿もさることながら、新体操のようにしなやかなアクロバティックの戦闘スタイルは敵も見惚れるほど。 殺伐とした「鬼殺隊」の中、甘露寺がいるだけで周囲が明るくなる。『鬼滅の刃』が実写化された暁には、画面に映るだけで観る者を幸福感で包む、女優・吉岡里帆に甘露寺を演じてもらいたい。 吉岡は、京都府の太秦に生まれ、映像会社を経営するカメラマンの両親の影響を受けてか、幼少期から日本舞踊や歌舞伎、能などの芸術に触れてきたという。そこで磨かれた感性を今作で活かし、甘露寺の舞うようなアクションを見てみたい。日清食品「どん兵衛」のキャラクター“どんぎつね”(2017~2021)としてあざといキャラを演じ切った経験も存分に活かせるだろう。 映画『明烏』(2015)では、コメディ作品の代表格である福田雄一監督の元、体当たりなコメディエンヌを発揮した。 フジテレビの深夜ドラマ『時をかけるな、恋人たち』では永山瑛太とダブル主演を果たし、自由気ままにアドリブを繰り出す瑛太に、盤石の芝居で対抗。女優としてのキャリアは若手ながら「頼れる役者」としても評価が高まった。 だからこそ「鬼滅の刃」唯一の癒し系キャラを演じつつ、現場を明るい雰囲気で引っ張ってくれるだろう。いや、屁理屈抜きに、純粋に吉岡演じる甘露寺蜜璃が見たい! という鬼滅ファンは筆者だけではないはずだ。
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