小森信雄が約17年ぶりのVなるかに注目/ボートレース津
ボートレース津の「開設9周年記念BTS名張モンスターカップ」は29日に最終日を迎える。 最初の準優勝戦は、塩田北斗がインから余裕の逃げ切りを決め、優出一番乗りを果たした。大上卓人が小差しから2マークで内を突いてきた長谷川充をかわし、2着を確保。続く11Rでは、小野達哉がひとりゼロ台へ突入する快スタートを見せ、一気に逃げ切り。吉川喜継が差しに入って2着となった。 大トリを務めたのは予選1位の河合佑樹。外からの攻めを寄せ付けず、あっさりと先制の逃げを決め、優勝戦1号艇を手中にした。2着には小森信雄が差し粘り、小森は2008年3月の徳山以来、実に16年5か月ぶりの優出を果たした。 小森は、「正直、いつ優出したか覚えていないんですよ(笑)。そんな感触じゃないけどなあ。相手によっては良かったり悪かったりの動きだし。でも僕が優出するんだから、いいんでしょう」と照れ笑い。 なお、小森が優勝したのは2007年5月の津。3コースから差し切り、インに寺田祥、右隣に坪井康晴という強敵を相手に勝利を収めた(2コースの西野翔太がフライング)。再び夢を叶えることができるか、注目される。
マクール