日経平均は7営業日ぶりに反発、459.44円高の「39,161.34円」で取引終了…米政府機関の“一部閉鎖”回避で安心感【12月23日の国内株式市場概況】
2024年12月23日(月)の日経平均株価をはじめ、日経平均寄与度の上位と下位銘柄、業種別騰落ランキング、東証プライム市場に上場している個別株式の騰落率ランキングなどをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
12月23日の日経平均株価は上昇してスタート。買い一巡後は戻り待ちの売りに押される場面もみられましたが、値がさ株が指数をけん引し、前日比459.44円高の39,161.34円で取引を終えました。12月21日、バイデン米大統領がつなぎ予算に署名したことで「米政府機関の一部閉鎖」が回避され、これが投資家の安心感につながったとみられています。投日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが183銘柄、値下がりが40銘柄、変わらずが2銘柄。 日経平均株価の寄与度上位は、アドバンテスト〈6857〉、ファーストリテイリング〈9983〉、リクルートホールディングス〈6098〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、東京エレクトロン〈8035〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、バンダイナムコHD〈7832〉、アステラス製薬〈4503〉、ダイキン工業〈6367〉、エーザイ〈4523〉、電通〈4324〉となりました。 また、東証プライム市場の売買高は17億8,100万株、売買代金は3兆5,066.39億円となり、前日と比べて減少。 業種別では、電気・ガス業、輸送用機器械、サービス業、卸売業、銀行業などが上昇した一方、海運業、空運業、鉄鋼が下落しました。 東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がミガロホールディングス〈5535〉で+275円(+15.96%)の1,998円、2位がマーケットエンタープライズ〈3135〉で+150円(+15.56%)の1,114円、3位がサムコ〈6387〉で+311円(+10.64%)の3,235円となりました。 一方、値下がり下位は、1位がKADOKAWA〈9468〉で-575円(-15.59%)の3,114円、2位が武蔵精密工業〈7220〉で-475円(-11.52%)の3,650円、3位が日本新薬〈4516〉で-334円(-7.98%)の3,849円で取引を終えました。 なお、年初来高値を更新したのは33銘柄、年初来安値を更新したのは42銘柄でした。
THE GOLD ONLINE編集部