オリックス、今季キャッチフレーズは「常熱(じょうねつ)#Bassion」 「一番大事なのは『熱い気持ち』」
オリックスは8日、今季のキャッチフレーズを「常熱(じょうねつ)#Bassion」と発表した。情熱の情を「常」にもじり、英語のPassionの頭文字「P」をBuffaloes(バファローズ)の頭文字「B」に差し替えたものだ。 岸田護監督が就任会見でも口にしていた「情熱」という言葉をもとにしてあり、いくつかの候補から選んだ。 「常に熱い、と書いて”常熱”なので常に毎日熱い試合を繰り広げるということと、各々気持ちも常に熱い状態を保って戦っていく、戦い抜くというところで、つけました」と話した。 球団は「一番大事なのは『熱い気持ち』。指揮官が断言するシンプルな言葉には字面以上の重みがあります。プロとしてフィールドで情熱あふれるプレーを披露するのはもちろん、一見、逆説的にも感じる『冷静な判断』や『平常心』も熱い気持ちで野球と向き合ってこそ体得し、発揮できるパフォーマンスです。2025年シーズン、バファローズは『熱さ』を最大の武器として戦います。なにより、どこのチームにも負けないすさまじい熱量でチームの背中を押すファンの皆さんの大声援がバファローズにはあります。いつでもどんなときでも、熱い気持ちを燃やし続けて、全員で王座奪還を成し遂げましょう!」と説明している。 阪急時代の1978年以来となる4連覇に挑んだ昨季のキャッチフレーズは「おりふぉーWW」だったが、5位に転落。3連覇に導いた中嶋聡監督が退任し、新たに指揮を執ることになった岸田監督はこの日、大阪市此花区の球団施設で新人合同自主トレを視察した後にコーチやスタッフと会議。初のタクトに向けて「良いチームをつくる。選手が各々がリーダーシップをとれて、優勝を目指して戦っていけるチームにしたいと思います」と新年の抱負を語った。
中日スポーツ