今シーズンで現役引退した桜井良太氏がレバンガ北海道のゼネラルマネージャーに就任、折茂武彦社長に続き背番号11が永久欠番に
14シーズン過ごした北海道で新たな挑戦
レバンガ北海道は6月11日、今シーズンをもって現役引退した桜井良太氏がゼネラルマネージャー(GM)に就任したことを発表した。 三重県出身、現在26歳の桜井氏は四日市工業高校から愛知学泉大学を経て、2005年にトヨタ自動車アルバルク(現アルバルク東京)でキャリアをスタートさせ、ルーキーシーズンにリーグ優勝を経験。その後2007年にレラカムイ北海道へ移籍し、レバンガ北海道が創設された2011年から同クラブ一筋でプレーしてきた。19年という長いキャリアの中で、日本代表として2006年のFIBAバスケットボール世界選手権など数々の世界大会に出場するなど、北海道だけではなく、日本のバスケットボール界の発展にも貢献した。 開幕前に引退を表明して臨んだ今シーズンは51試合に出場し、平均5.35分のプレータイムで0.7得点、0.6リバウンド、0.4アシストを記録。Bリーグキャリア通算では413試合の出場で、1263得点、696リバウンド、627アシスト、3ポイント成功96本をマークした。 北海道は2022-23シーズンまで清永貴彦氏がGM兼通訳を務めていたが、2023-24シーズンはGM不在。桜井氏は選手として14シーズンを過ごした北海道で、GMとして新たな挑戦を始めることとなる。 なお同日、クラブより桜井氏の背番号『11』が永久欠番になることが発表された。北海道における永久欠番は、折茂武彦社長が現役時代に使用した『9』に続いて2人目となる。
バスケット・カウント編集部