インフルエンザの患者倍増 埼玉県が流行注意報 1定点当たり19・61人で基準値の10人を超える 予防のため、手洗いや適度な湿度の保持を呼びかけ
埼玉県は18日、県内でインフルエンザの患者数が増加していることから、流行注意報を発令した。予防のために、手洗いの励行や適度な湿度の保持などを呼びかけている。 インフルエンザで既に学級閉鎖も行われている埼玉県
県感染症対策課によると、県内の定点医療機関261カ所からのインフルエンザ報告数が、前週の2543人から5119人と倍増した。9~15日の1定点当たりの報告数が19・61人と国が定める注意報発令基準値の10人を超えた。保健所管理別の1定点当たりの報告数は、鴻巣保健所の34・68人、川口保健所の30・65人、幸手保健所の30・43人の順に多かった。 同課の担当者は「せきエチケットに取り組むほか、冬で寒いとは思うが、室内の換気を心がけてほしい」としている。