「組み立て式家族」ペ・ヒョンソン、パク・ボゴムに似ているという反応は“ありがたいけれど恥ずかしい”
「組み立て式家族」に出演した俳優ペ・ヒョンソンが、パク・ボゴムと似ているという反応に「ありがたいですが、恥ずかしいです」と語った。 最近、ソウル江南(カンナム)区駅三洞(ヨクサムドン)のあるカフェで、JTBC水曜ドラマ「組み立て式家族」に出演した俳優ペ・ヒョンソンの放送終了を記念するインタビューが行われた。 同作は血が繋がっていないが、家族だと思って10代を共にした3人の男女が10年ぶりに再会し、繰り広げられるストーリーを描く青春ロマンスだ。ペ・ヒョンソンは劇中、カン・へジュン役を演じ、ある事情で幼い頃、母親のお見合い相手だったユン・ジョンジェ(チェ・ウォニョン)の家で実の息子のように生きてきたキャラクターを演じた。 この日、放送終了を控えた感想を聞くと「実は放送がスタートしてあまり時間が経っていないような気がしているのに、もう放送終了のインタビューをしているなんて寂しいです。まだ未解決の話が少し残っていますので、最後の方も面白そうです。楽しみです」と語った。 今回の作品であだ名が「泣き虫」であったほど、泣くシーンが多かった彼は「1話につき1回は泣いたと思います。涙を流すのが大変じゃないかとよく言われました。もちろん大変でしたが、演技をしてから感じるやりがいの方が大きいと思います」と伝えた。 バスケットボール選手を演じるため、一からバスケットボールを習ったというペ・ヒョンソン。彼は「バスケットボールは昨年8月から準備を始め、高校の最後の部分を撮る頃に撮影してくださいました。そのため4月頃に撮影し、その時も練習しました。『京城クリーチャー』の撮影の最後の方だったのですが、撮影のない日にバスケットボールを習いながら一緒に撮影しました。週に2、3回ほど、1、2時間ずつ練習して準備しました」と説明した。 続けて「バスケットボールは全くできませんでした。基礎から学びながら一生懸命に準備しました」とつけ加えた。 方言の演技も目を引いた。彼は「方言もバスケットボールと一緒に学びながら、慶尚道(キョンサンド)出身の演技の先生のところに行って、撮影が終わるまで練習しました。撮影現場でも、撮影チームのスタッフの中に慶尚道出身の方が多かったんです。イントネーションが間違っていないか聞きながら、録音したものを送ってチェックしてもらい、練習しました」と語った。 ペ・ヒョンソンの方言には反応が分かれた。彼は「僕は方言だけではなく、様々な部分で残念なところがあると思います。その地域出身ではないので僕も足りない部分がありました。次にまたやることになったら、もっと準備しなければならないと思います」と率直に明かした。 劇中、慶尚道の方言を使わなければならなかったが、ペ・ヒョンソンの実際の故郷は全羅道(チョルラド)全州(チョンジュ)だ。そのため、慶尚道の方言を使うことは難しくなかったのだろうか。これについて彼は「僕に方言を教えてくださった演技の先生は、地方出身の人の方が、方言を習得するのがはやいと言っていました」と話した。 彼は今作で、19歳の高校生から29歳の成人までを演じなければならなかった。演技においてどのような差別化を図ったのだろうか。彼は「19歳のへジュンは、感情を表に出さないことが多かったです。一人で我慢して泣いてはバレて、後から状況を説明したりしました」とし、「成人してからは、人前で泣いても隠さず、表現しました。状況が悪化する前に自分の感情を表して、高校生のへジュンとは異なる姿を見せようと思いました」と語った。 今作を撮りながら彼は「パク・ボゴムに似ている」と言われた。特に「応答せよ1988」でテク(パク・ボゴム)の父親役を演じた俳優チェ・ムソンが一緒に出演したことも注目された。これに対してペ・ヒョンソンは「そう言っていただけるとありがたいですね」と言いながらも、「恥ずかしいです」と答え、笑いを誘った。
キム・チェヨン