維新・音喜多駿氏、生みの親・橋下徹氏への対応に変化「反論すべきことは反論」「沈黙は間違っていた」
日本維新の会政調会長の音喜多駿参院議員(40)が16日、自身のX(旧ツイッター)を更新。維新生みの親で元大阪市長、弁護士の橋下徹氏(55)に対し「これからは橋下徹さんからの指摘に対しても、反論すべきことは反論し、また対応できることはより良い方法で対応していきます」と宣言した。 【写真】「政治は飲みニケーション!の維新」と指摘した橋下徹氏 音喜多氏は、橋下氏が自民党総裁選に立候補している高市早苗経済安保担当相(63)のニュース記事を引用した「政治は飲みニケーション!の維新とは真逆」とのポストに反応。「これまで我々は、特にSNS上において、維新の創設者であり今は政治コメンテーターである橋下徹さんからのコメント・評価に対して、基本的には沈黙を貫くというスタンスを取ってきました。しかし、それは結果的に間違っていたのだと思います」と投稿した。 さらに「維新が身内同士で批判しあって分裂しているように見られる、言い返さなければ維新が非を認めているように見える、という支援者の方々からのご指摘・ご心配を真摯に受け止めなければなりません」とつづった。 音喜多氏は、橋下氏の「国政維新は飲み食い政治・飲みニケーションばかりやっていて、改革精神を忘れている」という指摘に真っ向反論。「確かに夜の会合を経費で持つことはありますが、『高いワインを身内で飲んでいる』『そればかり中心にやっている』というのは誤りです」とした。 「維新は今後、会合に支出する経費について民間企業並かそれ以上のルール(ガバナンス・コード)を設けます」とした音喜多氏は「橋下徹さんがたびたび指摘されてきたように、古い政治に染まったと無党派層に感じ取られてしまうことは改革政党として致命的であり、その象徴の一つが『飲み食い政治』『飲みニケーション』だったのだと思います」と振り返り、党内改革に着手するとした。 橋下氏との向き合い方について、音喜多氏は「橋下徹さんを始めとする有識者からの指摘・批判については、今後も反論するべきは反論し、よりよく対応できる部分は取り入れる姿勢で向きあっていきたいと存じます」と言い切った。 (よろず~ニュース・杉田 康人)
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