希少なヤマヒバリ撮影成功 福島県須賀川市の翠ケ丘公園で 県内2例目
福島県内で確認されるのは希少な渡り鳥のヤマヒバリが昨年12月25日、須賀川市の翠ケ丘公園で撮影された。日本野鳥の会郡山支部の記録によると、県内では2011(平成23)年以来、2例目。 ヤマヒバリはスズメ目イワヒバリ科。シベリア北部などに生息し、冬は中国北部や朝鮮半島に南下する。日本には秋から冬にかけて主に日本海側に渡来するという。 市内の近藤紀雄さんが撮影に成功した。午後1時50分ごろから同2時10分ごろにかけ、地面の上にいる様子を目撃し、シャッターを切った。郡山支部がヤマヒバリだと確認した。7年ほど前から趣味で野鳥を撮っている近藤さんは「見たことがない鳥だった。驚いている」と話している。 1例目は2011年1月30日、日本野鳥の会郡山支部の会員が翠ケ丘公園内でカメラに収めた。