ソシエダが久保建英を売却→バイエルンから同い年のFW獲得を検討? スペインメディアが報じる
ソシエダがビッグクラブから注目されるMF久保建英の売却を検討し、その資金でチームを強化する計画を進めているようだ。スペイン『QUE』が報じた。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 同メディアは「久保はイマノル・アルグアシル監督率いるソシエダで、右サイドの攻撃に欠かせない存在となっている。しかし左サイドでは、主に怪我の影響でミケル・オヤルサバルが本来の力を発揮できておらず、チームにとって大きな課題となっている」とチーム状況を分析している。 これを受けてアルグアシル監督とスポーツディレクターのロベルト・オラベ氏は、左サイドを強化するために世界トップクラスの選手を獲得する案を考えているという。同メディアは「理想の選手像としては、久保のようにディフェンスを崩し、攻撃のチャンスを生み出せる能力が求められている」とし、「現在、ソシエダの強化案として最も注目されているのが、バイエルン所属で今季はオサスナにレンタルされているブライアン・サラゴサだ」と伝えた。 久保と同じ23歳でスペイン代表経験もあるB・サラゴサは、昨季途中にグラナダからバイエルンに加入。バイエルンがグラナダに支払った金額は1800万ユーロ(約29億5000万円)とされている。同シーズンはブンデスリーガ7試合に出場。今年8月にオサスナへの期限付き移籍が発表され、ここまでラ・リーガ15試合で1ゴール5アシストを記録している。 報道によると、バイエルンはB・サラゴサの売却を検討しており、ソシエダも獲得に動く可能性が高いようだ。ただ、同メディアは「この取引を成立させるためには、バイエルンが金銭的損失を出さずに選手を売却する条件を満たす必要がある」と指摘。「そのため、ソシエダはチーム補強のための資金を確保する目的で久保を売却する可能性がある」と見解を示し、「久保の売却が実現すれば、左サイドの課題を解決するための重要な一手として、サラゴサ獲得に向けた資金が整う見込みだ」とレポートした。