実弾入りの拳銃、椅子の上に放置…奈良県警本部の警部補を本部長訓戒
拳銃の管理が不適切だったとして、奈良県警が県警本部勤務の40歳代の男性警部補と、駐在所勤務の40歳代の男性巡査部長を本部長訓戒処分にしていたことが分かった。11月20日付。 【写真】リサイクル業者の自宅に「1898年ベルリン製」拳銃
県警監察課によると、男性警部補は10月16~17日、勤務中の休憩時は、拳銃を庁舎保管庫に入れる必要があるのに執務室の椅子の上に置いたままにしていた。
男性巡査部長は同9~10日と同22~23日、拳銃を管轄署の保管庫に預けず、駐在所の個人用ロッカーに入れたまま帰宅していた。
いずれも実弾が装填(そうてん)されていた。今年、拳銃の不適切な管理は4件目。