キャベツ狩り、重さで“対決” 家族や友人ら38組152人 スポーツ感覚で楽しむ
JA遠州中央豊田青年部は17日、収穫したキャベツの重さなどを競うイベント「キャベツ狩り選手権」を磐田市高見丘で開いた。市内を中心に38組152人が参加し、スポーツ感覚でキャベツの収穫を楽しんだ。 参加者は家族や友人などと4人一組でほ場に入った。複数のキャベツを収穫し、年間1人当たりの平均消費量(5・9キロ)に近づける課題では、玉の大きさや形などから重さを予測し、コンテナに素早く積み込んでいった。 同級生と一緒に参加した磐田神明中1年の吹奏楽部冨岡央さん(13)は「約1キロの楽器の重さをイメージし、収穫したキャベツと比較をしながら数を調整したが、7・8キロもあった」と笑顔で話した。 収穫したのは、増田採種場(同市)とオタフクソース(広島県)が共同開発したお好み焼き専用キャベツ「あきおこ」。水分量が少なく、加熱しても歯ごたえがあるのが特徴という。このほか、どれだけ多くのキャベツを抱えられるかなど多彩な競技を実施した。
静岡新聞社