これぞダイバーズウオッチの大谷翔平!? セイコー プロスペックス[SBEJ009]のスゴさにしびれた!/編集長 奥家の『コレ買いです』Vol.48
モノ・トレンド雑誌売上No.1「MonoMax」の編集長・奥家が、今一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。今回は、グリーンカラーが魅力的なセイコー プロスペックスの「ダイバースキューバ メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT [SBEJ009]」をじっくり吟味してみました! 【画像】セイコー プロスペックスの話題作を詳しく、写真を見る(全10枚)
時計好きにとって永遠の憧れであるセイコーダイバーズ
時計好きの誰しもが憧れる存在といっていい、セイコーのダイバーズ。なにせ、国産初のダイバーズウオッチを誕生させたメーカーであるとともに、 JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)におけるダイバーズウオッチ規格制定には、セイコーが技術開発の基準にしてきた性能規格が大きく貢献するなど、セイコーは常に世界をリードし続けてきたダイバーズウオッチのパイオニア(公式webサイトより) だからです。いうなれば、ダイバーズの原点であり、規範。今日においてもその性能は進化し続けていて、実用時計として高いポテンシャルを備えています。私もセイコーの新作展示会に足を運ぶたび、いつも目に止まるのはダイバーズなんですよね。 ちなみにセイコー プロスペックスといえば、あの大谷翔平選手がアンバサダーを担っているブランドでもあります。昨日の開幕戦でも活躍していましたね! この時計には彼と同じような“主人公感”があって、目が離せない存在なんです。 セイコー プロスペックス ダイバースキューバ メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT [SBEJ009] ¥209,000(税込) ケース径42㎜、200m潜水用防水、自動巻 さて、今回紹介するのは「SBEJ009」。セイコーダイバーズの魅力をさらに倍増させたようなモデルでした。
気品あふれるグリーンカラーに魅了された!
なんといっても目を引くのが、ダイヤル&ベゼルに施された奥深いグリーンカラーです。亜熱帯地域特有の美しい海の色合いを感じさせるとともに、どこかクラシックで高貴な雰囲気も漂わせるトーンに仕上がっていて、身につけるたびに心が満たされる思いがします。 ベゼルには独特の艷と光沢感を放つセラミック素材を採用。こちらもダイヤル同様のグリーンカラーが施されていて、なんともいえない気品を醸し出していました。 ダイバーズですから、当然ながら逆回転防止ベゼル仕様です。回転させるのに重すぎず軽すぎないという、力加減の絶妙さもいいんですよね。「カチカチ」というクリック音も気持ちよくて、手にしていると意味もなく回してしまいたくなります。 また、洗練とたくましさを感じさせるケースフォルムも秀逸でした。今作は1968年に作られたメカニカルダイバーズのヘリテージデザインを踏襲したモデルで、随所に鏡面仕上げがほどこされ、歴史に裏打ちされた上質さを生み出しています。