台湾の女子ボクサー、性別騒動に負けず準々決勝へ
(パリ中央社)パリ五輪は2日(現地時間)、ボクシング女子57キロ級2回戦が行われ、台湾の林郁婷がウズベキスタン選手に5-0で判定勝ちし準々決勝進出を決めた。 林が昨年の世界選手権を性別テストで失格となったこともあり、今大会初戦となるこの試合の直前、その性や出場資格を巡って騒動が起きた。 試合後、林の代わりに取材を受けたコーチの曽自強氏は、「いかなるメディアの言論も尊重する」としつつ「われわれは大会への出場が認められている」と強調。まな弟子が騒ぎに巻き込まれたことに「心を痛めている」とするとともに「(めちゃくちゃなことより)リング上の彼女の戦いぶりに注目してほしい」と訴えた。 (黎建忠/編集:羅友辰)