37歳・織田信成、ラスト全日本へ SP「マツケンサンバ」最終調整 4回転着氷 午後4時10分登場
◆フィギュアスケート ▽世界選手権代表選考会 全日本選手権 第1日(20日、大阪・東和薬品ラクタブドーム) 午前中に男子の公式練習が行われ、11年ぶりの全日本に臨む37歳、織田信成(大阪スケート倶楽部)は本番衣装で最終調整。SP「マツケンサンバ」の曲かけでは、4回転―3回転の連続トウループ、3回転のルッツ―トウループの連続を降りるなどした。 19日の練習後の取材では、4回転の調子について「本当にギリギリで毎日生きている。肉体的にはしっかり、体はできてると思うので、神のみぞ知るで本番は思い切って跳びたい」と語っていた。織田の目標は入賞。今季限りで2度目の現役生活も引退を表明。地元の思い出のリンクで、最後の全日本に挑む。 大会には家族も総出で応援に来る。19日に自宅を出た際には、子どもたちから「初めて『試合頑張ってな』って言われて・・・」とエピソードを明かすと、涙が止まらず。「ちょっと待って、何で泣いんの~」と自らツッコミ、前日かららしさ全開だった。SP、フリーは「キスアンドクライはクライアンドクライになるかもしれない(笑)。泣けるぐらい自分に感動できるような演技がしたい」と意気込んでいた。 男子SPは20日午後0時30分開始。織田は26番目で午後4時10分に登場予定。
報知新聞社