木村拓哉主演映画「グランメゾン・パリ」初日舞台あいさつは超満員「感謝してもしきれない思い」
木村拓哉(52)が30日、都内で、主演する映画「グランメゾン・パリ」初日舞台あいさつに出席した。19年放送のTBS系「グランメゾン東京」の続編となる映画版で、主人公尾花夏樹を演じている。木村の主演ドラマの映画化は15年「HERO」以来、約9年ぶり。鈴木京香(56)及川光博(55)沢村一樹(57)正門良規(28)塚原あゆ子監督と料理監修のシェフ小林圭氏(47)と登壇し、公開初日の喜びをかみしめた。 ◇ ◇ ◇ 異例の年末公開となったが、会場は超満員。冒頭のあいさつでは「本編が終わったと同時に、客席の皆さまが熱い拍手をしていたことが伝わってきて、すごくうれしかったです」と笑みを浮かべた。「1度とは言わず、おなかがすいた時には、またこのコースを何度でも召し上がっていただけたら」とアピールした。 同作はミシュラン三つ星に挑戦するレストランの奮闘を描き、フランスで撮影。フランス語のセリフもあり「最初台本をいただいた時は日本語でいい作品だと感じたが、完成版は逆開きになってました」。フランス語の台本が用意され「最初は(台本を)置いた」と苦笑いで振り返りつつ、同作のストーリーになぞらえ「僕らに言語指導してくれた先生も、作品同様諦めずに頑張っていただいて、感謝してもしきれない思いです」。 料理監修した小林氏の存在についても触れ「ノンフィクションでの三つ星獲得者なので、いてくれるだけで指針が保てた。僕らが積み上げたのは発泡スチロールのれんがだったかもしれないが、彼が色をつけてくれることで本物のれんがに見えた」とたたえた。 写真撮影時には小林氏のリッツカールトン東京「エリタージュ バイ ケイ コバヤシ」から提供されたエッフェル塔型ケーキが華を添えた。