【お魚のお手軽丼ものレシピ】 モウカザメのバター醤油ソテー丼 鶏と白身魚の中間のような旨みが最高
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.45 モウカザメのバター醤油ソテー丼
「サメなんて食べたことない!」って方も多そうですが、モウカザメがね、おいしいのですよ。柔らかくてクセがなくて、鶏と白身魚の中間のような旨みがあって。しかも値段も手頃、見つけたら私は最近必ず買っています。 揚げてもおいしいんですが、きょうはムニエルに。バター醤油で味つけすると、白ごはんに合うんだなあ。 ■材料(1人分) ・モウカザメ:1切れ ・小麦粉:適量 ・バター:1かけ(8g程度) ・醤油、酒:小さじ2 ・塩こしょう:適量 ・ごはん:適量 ・青ネギ:お好みで ■作り方 (1) モウカザメは両面に軽く塩こしょうして、薄く小麦粉をつける。 (2) フライパンを中火で熱してバターを入れ、ほぼ溶けたぐらいで全体になじませ、(1)を入れる。 (3) 焼き面がきつね色になったら返し、酒を入れ、もう片面にも焼き色を付け、醤油を加える。 (4) モウカザメが大きければ適宜切って、ごはんと器に盛る。刻んだ青ネギを散らす。 モウカザメ、厚みにもよりますが1センチ前後の厚さだったら中火で片面2分、返して1分ほど焼いてください。身が硬くなりにくいのもモウカザメのいいところ。 最初に食べやすい大きさに切って、ソテーしていただいても構いません。揚げもの好きな方なら、ナゲットにしてもおいしいですよ。 そうそう、昨日の豚キムチ×トマト、うまそうでしたねえ。夏にぴったり! そして沖縄のうつわに最高に映えてた。のりこさんはうつわの趣味がいいんだよ、また。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司