セーヌ川で泳ぎ、体調崩す トライアスロンのベルギー
【パリ共同】ベルギーの国内オリンピック委員会は4日、水質が懸念されるセーヌ川でスイムが行われたパリ五輪のトライアスロン女子に出場したクレア・ミシェルが体調を崩したため、同国チームが5日実施の混合リレーを棄権したと発表した。AP通信が報じた。 同委員会は声明で「今後の五輪における教訓となることを望む。(運営側は)選手らに不安がないようにしなければいけない」と言及した。スイスやノルウェーの選手も競技後、体調不良になったという。 水質を巡っては雨による悪化で男子のレースが延期となるなど混乱。降雨で再び水質が悪化し、今月はじめに予定されていたスイムの公式練習が中止となっていた。