FC東京・仲川、慣れ親しんだ古巣ピッチで躍動「特別な感情はある 素晴らしい雰囲気の中で決められて良かった」3連勝に貢献
◇28日 横浜M1―3FC東京（日産スタジアム） FC東京は3連勝。慣れ親しんだ古巣のピッチで背番号39がヒーローとなった。2―1で迎えた後半44分だった。自陣でインターセプトした中村が持ち上がり、並走した野沢零が右サイドからグラウンダーのクロス。ここで仲川が冷静に左足で押し込んだ。 仕上げの3点目となったのは、小平グラウンドで練習を重ねたカタチだった。「やっと、やっているカタチが実った。（野沢）零温のボールも素晴らしかった。（シュートは）あそこしかないと思った。GKの位置を見て、右で合わせるよりも左に開きながら合わせた方が確率は高いと思った」 かつての本拠地で喜ぶべきかどうかは「どうしようかと思ったけど、FC東京側だったので軽く喜びました。特別な感情はあるし、素晴らしい雰囲気の中で決められて良かった」と振り返った。 昨季の完全移籍加入後、古巣から勝利を挙げたのは初めて。3連勝でホームの味スタに帰還する。出場すればJ1通算200試合出場。「またいいカタチで決められるように準備して、またチームが勝てるように頑張っていきたい」。青赤の男として、仲川が再びチームを勝利に導く。
中日スポーツ
