15歳でバルサ史上最年少デビューのヤマル、契約次第で更に早いデビューの可能性があった? クラブ元SDが明かす
クラブ史上最年少でラ・リーガデビューしたバルセロナ所属のスペイン代表FWラミン・ヤマルは、更に早くデビューする可能性があったようだ。かつてバルセロナで選手として活躍し、スポーツディレクター(SD)も務めたジョルディ・クライフ氏が19日、スペインメディア『モビスター・プルス』の番組で明かした。 現在17歳のヤマルは、2023年4月29日に15歳と290日でバルセロナのトップチームデビューを果たし、ラ・リーガにおけるクラブの史上最年少デビュー記録を塗り替えた。 しかし、当時クラブのSDだったジョルディ・クライフ氏は「あれは15歳のヤマルがバルサのトップチームの練習に参加した最初の日のこと。当時の監督はシャビ・エルナンデスだった。私とシャビはその時すでに、ヤマルは特別だと話していた。実際、シャビはヤマルをもっと早くデビューさせたかったんだ」と語り、ヤマルを更に早くデビューさせたいという声があったことを説明。 続けて「けれど、実はクラブはヤマルとまだ契約を結んでいなかったんだ。だから、私たちは『まず、この選手がバルセロナで長年プレーすることを確かなものにしよう。デビューさせるのはそれからだ』と言ったんだ」と、バルセロナとの長期契約を結ぶ前にヤマルをデビューさせた結果、注目を浴びた同選手が他のクラブに奪われないよう、ヤマルのデビューを保留させていたという裏話を披露した。
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