心を込めて作った野菜やパン・・障害者就労支援施設の商品がコンビニに! 鹿児島市
鹿児島テレビ
障がい者就労支援施設の利用者が、心を込めて作った商品が並ぶ販売会が、鹿児島市のコンビニエンスストアで開かれました。 袋にたっぷりと詰められたシイタケ。 350グラムのビッグサイズで500円とお買い得な商品です。 惣菜パンやマフィンなど、小腹を満たすのにぴったりの商品も。 このように、働く障害者が心を込めてつくった商品が並ぶ販売会は、南九州ファミリーマートが社会貢献活動の一環として今回初めて行ったものです。 ファミリーマート卸会館前店の駐車場に、11月15日、一日限定の販売ブースが設置され、県内4つの障害者就労支援施設の利用者が手がけた商品が並びました。 カスタード、チョコ、抹茶のクリームがそれぞれ入ったクッキーシュークリームは、施設の洋菓子工房で作られたものです。 施設利用者 「サクサク感があっておいしいです。たくさんの人にシュークリームを食べてほしい」 こちらのブースでは鮮やかな色合いの手作りミサンガが並びます。 施設利用者 「一番こだわったのは三つ編みの部分。多くの人に買ってもらえたら嬉しいので、その思いを込めて作った」 最近、値段の高騰が顕著な野菜もここではリーズナブルな価格で並びます。 野菜を買った客 「たまたま通りかかって『何だろう』と思って安いなと思って。さっそくブロッコリーとキャベツと。心を込めて作った野菜と思っておいしくいただきます」 南九州ファミリーマート店舗オペレーショングループ・横田祐二マネジャー 「障がいのある人が自分で作ったものを自分で販売するということで、コンビニと親和性がいいと思った。いろんな地域でこのような取り組みができたら地域にも貢献できるのでは」 店頭に並んだ商品は、普段はそれぞれの障害者就労支援施設で購入できるということです。
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