「え…座ってせんの!?」昭和生まれの祖母のトイレ事情に驚き!アラフィフ視点でコミカルに描かれるエッセイ漫画がおもしろい【作者に聞いた】
へそ(@heso_comic)さんはX(旧Twitter) やブログを中心にエッセイ漫画を公開している。アラフィフの著者が日常の出来事をコミカルに描き、くすっと笑える作品がそろう。本作は幼少期に祖母が中腰で用を足す姿に衝撃を受け、明治生まれの祖母が当時のトイレ事情を告白するエピソードだ。本作が誕生した経緯やトイレ事情の余談などについて、へそさんにインタビューした。 【実話】漫画の本編を読む ■「中腰で用を足すのは一般的?」読者に問いかける気持ちで描いたという本作とは 偶然「トイレ内で足腰の筋トレする」というネット記事を見かけた作者のへそさん。本作は「そういえば自分も出先のトイレで用を足すときは便座に尻を付けないよう中腰の姿勢でしているな」からの「中腰といえば明治生まれの亡き祖母も中腰でしていたな」という連想ゲーム的な発想で描かれた。 当時70代だったというへそさんの祖母は、小学生の孫娘を荷台に乗せて着物で自転車を漕ぐほど、小柄ながら安定した下半身の持ち主。そんな祖母が意外なスタイルで用を足すところを見たとき、「体幹がいいな」「中腰で描く放物線は前へ飛ぶのか?後ろへ飛ぶのか?」など、子ども心に様々な気持ちを抱いたようだ。「あらためて考えると、無防備なところを不意に野生動物などに襲い掛かられた場合、中腰だと咄嗟に動けてリスクヘッジ的にいいですね。そもそも野ションするなって話ですが」と、へそさんは漫画さながらのくすっと笑えるコメントも聞かせてくれた。 へそさんは生まれつき目に持病があり、絵日記ブログを描き始めたのも「こういう自己表現の仕方もあるんだ、目の健康寿命があるうちにトライしてみたい!」という強い気持ちからだったのだそう。「読後にフッと小笑いしていただけたら大喜びです」と読者へ向けてメッセージを残してくれたへそさん、アラフィフ視点で魅力的に描かれた作品の数々に読み進める手が止まらない。 取材協力:へそ(@heso_comic)