【ノア】拳王ピンチにKENTA登場!「お前に言われたからじゃない。自分の意思で来た」
<プロレスリング・ノア:新宿大会>◇2日◇東京・新宿FACE メインイベントのタッグマッチで、GHCヘビー級王者になったばかりのOZAWAとチーム2000Xの仲間ダガが組み、オール・レベリオンの拳王&清宮海斗と対戦した。 悪に染まって極悪軍団入りした大和田侑やマネジャー、ヨシ・タツの介入にも負けず、最後は拳王がダガの必殺技ディアブロ・ウイングス(リバースフルネルソンで持ち上げて、相手を自分のヒザ剣山の上に落とす技)を回避。そのまま丸め込んで3カウントを奪った。 だが試合後、その拳王をダガとOZAWAがタコ殴りにし、さらに大和田がストンピングを浴びせると、拳王はグロッギー状態に。しかしここで1日の日本武道館大会で拳王と一騎打ちをしたKENTAがいきなり現れ、拳王を救出した。 KENTAは「拳王、来ちゃった」とニヤリ。そして「でもな、お前に言われたから俺は来たんじゃねえぞ。自分の意思でこのリングに来たんだよ。もう1回言うぞ、俺いつでも準備できてるよ」とノアへの継続参戦に前向きな姿勢を見せた。 拳王はリンチされたダメージからか「ノア25周年」という言葉を何度もかんでしまい、KENTAにダメ出しされて言い直す場面もあったが、KENTAの登場に感謝。「おいKENTA! 俺がてめえに力を借りたい時、いつでもこのノアのリングに上がってくれ! よろしく!」と手を差し出すと、2人はがっちり握手をかわし、その後、KENTAは着ていたTシャツを観客席に投げ込んだ。 バックステージでも拳王が「プロレスリング・ノア25周年イヤー、そしてKENTAも25周年イヤー。一緒に大きな花、咲かせようぜ!」と言うと、KENTAは「良いこと言うじゃねえかよ」とニヤリ。 その後、KENTAは普段、新日本プロレスのふくよかなカメラマンに話しかけているのと同じKENTA節で「なんで裸なんだよ。Tシャツ投げさせられちゃったじゃねえか。あれ、もう1枚しかないのに。ふざけんなよ。なんで裸でここにいるんだよ」と話した。 そして続けて「来たよ拳王。拳王が言うから来たわけじゃねえぞ。自分の意思で来たんだよ。そう俺も25周年。面白いこと、起きるかもしれないし、起きないかもしれないし。でも俺の心は決まってるよ。またいつの日か、近いうち、それともその先なのか、それは分からない。またお世話になります」と言って去っていった。