【ソフトバンク】有原航平、逆王手へ運命の第6戦先発「気持ちを入れて投げていきたい」と決意
有原、救ってくれ! ソフトバンク有原航平投手(32)が2日の日本シリーズ第6戦(横浜)に先発する。チームはシリーズ連勝発進するも、本拠地でまさかの3連敗を喫した。DeNAに王手をかけられ、土俵際に追い込まれた。みずほペイペイドームで調整した右腕は崖っぷちの状況にも冷静だった。「僕の仕事をしっかりするだけ」とサラリ。「とにかく期待に応えられるように、全力で投げていきたい」と奮い立った。 今シリーズ2度目の先発マウンドとなる。10月26日の第1戦は7回を4安打無失点の快投。打っては9番で決勝2点適時打を放ち、投打で勝利を呼び込んだ。二刀流の活躍にも「前回のことは忘れて。また1試合目だと思って」と気持ちを切り替える。日本ハム時代の16年はシリーズ連敗で迎えた第3戦に先発し、7回2失点の好投。チームは勝利し、そのまま4連勝で一気に日本一を果たした。自身8年ぶりの大舞台で、再び流れを変えにいく。 敗戦で今季終了、勝利で日本一へ逆王手-。ホークスの命運は右腕に託された。「気持ちを入れて投げていきたい」と決意をにじませ、DeNA打線を食い止める。