史上最高額は誰だ!? 日本人、歴代移籍金ランキング21位。1年半で約10億円もの利益が!? 日本が誇る世界的DF
欧州各国リーグは、2024/25シーズンに向けた準備を始めている時期で、今夏も様々な移籍市場の動きがある。今回は、歴代の日本人選手の中で、その移籍金が高額だった選手をランキング形式で紹介する。※移籍金や市場価値、スタッツは『Transfermarkt』を参照。順位が並んだ場合は同サイトの表示順位に準拠。
21位:冨安健洋(とみやす・たけひろ) 生年月日:1998年11月5日 移籍先:シント=トロイデンVV(ベルギー)→ボローニャFC(イタリア) 移籍日:2019年7月9日 移籍金:700万ユーロ(約11.2億円) 今となっては世界的にも名高い冨安健洋だが、その名を世界に広めるきっかけとなったセリエA・ボローニャFCへの移籍で発生した700万ユーロ(約11.2億円)の金額が21位にランクインした。 アビスパ福岡のアカデミーからトップチームに昇格したのは高校3年生になる2016年のこと。1年目こそ10試合の出場にとどまるも、2年目はJ2リーグで35試合に出場してレギュラーとして活躍すると、欧州の舞台に挑戦することが決まった。 ベルギーリーグ1部のシント=トロイデンVVへ加入した冨安にとって、今では日本代表で顔を合わせる遠藤航や鎌田大地らが当時チームメイトにいたことは心強かったことだろう。シーズンの途中に加入したこともあり、1年目は出番なく終わったが、2年目はリーグ戦27試合に出場すると、クラブのサポーター団体によるシーズン最優秀選手に選出された。 冨安をわずか1年半で手放すことになったシント=トロイデンVVだが、80万ユーロ(約1.3億円)で獲得した選手を700万ユーロ(約11.2億円)で売却したことで約620万ユーロ(約10億円)の収益を得ることができた。
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