【今日はワンテンの日!】メガバスが誇る世界基準のキング・オブ・ジャークベイト『ヴィジョン ワンテン』
今日1月10日は1(ワン)と10(テン)でワンテンの日!ということで、当たり前過ぎて逆に説明の機会が少ない『ヴィジョン ワンテン(メガバス)』を改めて解説しよう。 【画像】キングオブジャークベイト《ヴィジョン ワンテン》のスペックと価格
ヴィジョン ワンテン(メガバス)
その名前と見た目からも分かる通り、110ミリクラスのジャークベイト。 2000年にデビューし、2001年にはグッドデザイン賞にて中小企業庁官賞も受賞してる。 誤解を恐れずに表現するのであれば、ワンテンのルアーとしての性能は特別何かが突出しているものではない。 むしろ、バスを魅了する3次元的なダート、幅広い入力パワーでしっかりとアクションする操作性の高さ、適度な水押しと明滅効果を生み出すボディでサインなど、ジャークベイトに求められるあらゆる性能を、高次元で満たすに至っているのである。 多くのフォロワーが生まれてた今なお、バス釣りの本場アメリカにて「キングオブジャークベイト」として親しまれているのは、その稀有なスペックを実現しているからに他ならないのである。
代表的な使い方
スローフローティングでフロロラインを使って遠投すればほぼほぼサスペンドとなるワンテン。 代表的な使い方はやはりジャーク&ポーズだろう。 主要なレンジとなる1.5m程度までワンテンを潜らせたら、しっかりとスラッグを意識して優しくジャーク。 そうすることでワンテンは3次元的で飛びすぎないローリングを伴ったダートを披露。 このとき、フラット面を持つボディデザインが水を押し、明滅効果を発生。さらに重心移動システムのウェイトからはサウンドも発生し、3つの要素でバスに訴えかけることが可能。水質問わず活躍する。 また、移動しすぎないことは、厳冬期のバスでも追いつきやすいという利点も持ち合わせている。
逆輸入対策で生まれた日本版「ワンテン」
先述の通り、ワンテンのデビューは2000年なのだが、その舞台はアメリカだった。 日本国内ではフィネスゲームが最盛期を迎える中、彼の地ではすでにジャークベイトの普遍的な性能が多くのアングラーに浸透。 そのマーケットにメガバスはGH95(グレートハンティング95)を投入しており、さらなる一手として生み出したのが『ヴィジョンワンテン』だったのだ。 そうして先行してアメリカでの流通が始まったワンテンではあったのだが、強烈な日本のメガバス需要の影響で逆輸入品が国内にも流通してしまったため、2001年には日本国内でもワンテンの正規流通が始まったのであった なお、アメリカ仕様は3フックすべてがカツアゲフックだったのに対し、バスの平均サイズの小さい日本仕様では魚体保護のためにセンターフックがバーブレス。 また、パッケージもアメリカ版はブリスターパッケージだったのに対し、日本版はプラスチックケース仕様だった。