パリの街を彩る石畳が天満屋・前田穂南らを待ち受ける…五輪マラソンコースをOHK・岸下キャスターが体験
8月11日に行われる女子マラソンには、天満屋の前田穂南選手が出場します。コース攻略のポイントは?パリにいる、岸下キャスターが体験しました。 「花の都」パリ!女子マラソンはこの街を舞台に日本時間の11日午後3時にスタートします。 (岸下恵介キャスター) 「スタート地点のパリ市庁舎にやって来ました。着々と準備が進められていますね。スタート時間と同じ午前8時過ぎ。手元の気温計では24℃ジャスト」 マラソンに最適な気象条件の中、パリ市庁舎をスタート。約10キロまでは名所のオペラ座やエッフェル塔などを望む平坦なコースが続きます。 岡山から現地入りした前田選手の応援団はさっそくコースを下見。あることに気づきます。 (天満屋女子陸上部の後輩 渡邉桃子選手) 「バスに乗っていても(道の)がたがたが分かる。つまずきなどがあって走りにくそう」 街を印象付ける石畳の道路がランナーを苦しめそうです。 さらに折り返しを過ぎた約30キロ地点に難所も。最大勾配は13.5度、上り坂が約1.5キロ続きます。前田選手はコース対策として、前回大会で使わなかった厚底のシューズを導入。厚底のシューズは好記録が出るとしてランナーに人気で、同じモデルのシューズで難所を体験してみました。 (岸下恵介キャスター) 「クッションが入っていて、下り坂だが衝撃は吸収されると感じた」 前田選手の日本記録と世界記録との差は約7分。ただ難所を攻略することで、メダルの可能性は十分にあると言えます。 (前田穂南選手) 「タフなコースになるが、対応できるようにアメリカで起伏を使って(長)距離を走った。いい状態でスタートラインに立ち、走り切りたい」
岡山放送