名古屋グランパス、今季ワースト4失点大敗…稲垣祥が1点返すも『アウェーFC東京戦勝利なし』のジンクス破れず
◇14日 J1第30節 FC東京4―1名古屋(国立競技場) 名古屋グランパスは、前半のうちに2点を奪われる苦しい展開となった。後半にも追加点を許し、今季ワースト失点で大敗した。 ◆名古屋グランパス・森島司、足を冷やしピッチ見つめる【写真】 前半13分、FC東京のFW仲川輝人のシュートをGKランゲラックが止めたが、ボールがこぼれたところにMF東慶悟に詰められ、先制を許した。同29分には、左サイドへロングボールを送られ、DF河面旺成がヘディングでクリアを試みたが、ボールは後ろへと向かい、仲川がドリブル。駆け戻ったMF内田宅哉がペナルティーエリア内で倒し、PKを献上した。これをFWディエゴオリベイラに沈められ、0―2で折り返した。 ハーフタイムでグランパスはMF森島司を下げ、MF和泉竜司を投入。右サイドは俊足のMF中山克広を入れ、打開を図った。しかし、ゴールに迫れないままに後半26分、FC東京のMF高宇洋に3失点目を喫した。 その後、グランパスはFWパトリック、MF菊地泰智、MF倍井謙と交代カードを切ったが、同36分に仲川に4失点目を奪われ、万事休す。同40分に、和泉の折り返しをMF稲垣祥が沈め、1点は返したが、2016年以来続く、アウェーFC東京戦勝利なしのジンクスを破れなかった。
中日スポーツ