お城ファンが作りました 日本城郭協会公認、マニアックな「日本100名城かるた」
年末年始の休暇にぴったりの「かるた」が発売された。「日本100名城かるた」(東北新社・東京)。お城・歴史ファンから読み札のフレーズと絵札用の写真を募集し、日本城郭協会協力のもと選考したものだ。かなりマニアック。お城好きなら挑戦してみたい。 「日本100名城」だから、絵札100枚読み札100枚。絵札のひらがなは、読み札の頭文字ではなくお城の名前の頭文字で、「同じ文字の絵札」が複数あるという面白さ。たとえば「ひ」は弘前城、彦根城、備中松山城、広島城、平戸城、人吉城など。世界遺産・姫路城をはじめ、国宝に指定されているお城はもちろん、建物がないお城、いわゆる「城跡」も選ばれている。 披露してみたくなるトリビアが読まれた読み札や、「階段」や「石垣」など難解な絵柄の絵札もある。お城ファンの熱い思いが込められたマニアックな内容で、札を見ながらのお城話や旅行話も楽しめそうだ。税込み3600円。